
2024年度 卒園児 保護者
全部が思い出!
“安心できる居場所”で親子一緒に成長した保育園生活
私がリーフキッズ保育園を選んだ理由
保育園探しのスタートは、町田市の認可保育園からでした。
いくつか園を見学して決めた認可園を第一希望にしたのですが、残念ながらご縁がありませんでした。
ちょうどその頃、仕事の勤務地が相模原に変わったこともあり、地域を広げて職場のある相模原での保育園探しを始めました。
リーフキッズ保育園の見学で園長先生から聞いたお話がとても印象的でした。
それはWithbookの活動で、絵本を読んだ後に子どもたちから意見を聞いて、子どもたちの「うずまきを探しに行きたい!」という声を受け止めて、実際にパンを買いに行ったというエピソード。
その“子どもの想いを大切にする姿勢”が、本当に素敵だと思いました。うちの子が人見知りが激しいこともあって、ここなら小さな意見でも受け止めてくれるのでは、と感じました。
見学で、ここまで保育内容のことを話してくれるところが他にあまりなかったのもあり、保育内容にとても魅力を感じました。
もう1つの候補としていた園は、小規模でアットホームな雰囲気があり、保育料が安かったのが魅力的でした。
私がひとり親でこれから仕事復帰をするという状況だったので、保育料をちゃんと払っていけるかどうか不安がありました。
ただ小規模でお部屋がこじんまりとしていて外遊びも少なく、延長保育を利用する人がいないということで、確実に延長保育となるわが子はそこで一人になるのか…と。
保育料か保育内容かギリギリまで迷っていましたが、最終的な決め手となったのは保育士資格を持っている身として、「自分が働くとしたらどこにする?」でした。
友人にも「この決め方ってアリかな?」と相談しましたが、自分が働きたいと感じる雰囲気って大事だな、と。
大場先生がいて体調不良児対応があって、大型遊具があって、という魅力はもちろんのこと、自分の心が一番惹かれた場所だったこと。そして、園長先生がひとり親への理解が深く、「きっと分かってもらえる」という安心感がリーフキッズを選んだ理由となりました。


思い出の行事はありますか?
たくさんの行事があって、どれも心に残る思い出です。中でも、特に思い出深いのは「クリスマス発表会」ですね。
初めての発表会では、うちの子は大泣き。人見知りが激しく、お昼寝中も先生にずっとおんぶしてもらっていたり、イングリッシュの先生がお部屋を通る時も大泣きしていた子なので、保護者がたくさん見ている中での発表がどうなるかは想定内でしたが、子どもは背が大きい方だったので大泣きする姿が余計に目立っていて。
でも観ている私は「おっ、泣いてる泣いてる」と笑って見ていましたけど(笑)。
それでも周りの子たちが立派に発表している姿に驚くと同時に、「うちの子もそのうち成長するのかな…」とちょっと不安にもなりました。
でも次の年には、涙ひとつ見せず、堂々と舞台に立って、友達と手をつないで発表している姿を見せてくれて、「こんなに変わるものか」という成長ぶりに驚かされたのがクリスマス発表会でした。
こすもす組では女の子数人と「アイドルグループ」を組んでみんなの前で歌ったり踊ったりしたと聞いて、初めての発表会の姿を考えると「アイドル?本当にうちの子がですか?」と信じられないですね。



保護者参加の行事もそうですが、ハロウィンなど季節ごとの行事を娘はすごく楽しんでいましたね。
プリンセスが好きな時期が女の子はあるのかもしれませんが、お友達同士で話してくるのかな?と思うくらい、ハロウィン当日にプリンセスがいっぱいで可愛かったですね。
ひまわり組のスペシャルデーでは、普段なかなかお話できなかったお母さんたちと一緒に食べたりお話したりして、とっても楽しかったです。仲良くなった時には卒園も近いので、その前からもっと話せばよかったなと思ったくらいです(笑)。



園の雰囲気や先生たちの印象について
初めてリーフキッズを訪れたときから、「ここはなんだかあたたかい場所だな」と感じました。
当時は1階のみ園児がいたので、説明会をした2階での活動の様子は分からなかったけれど、建物や設備だけでなく、園長先生の話し方や先生たちの表情から伝わってくる、やさしい空気感と柔らかさがとても印象的でした。
実際に通い始めてみると、どの先生も本当に子ども一人ひとりを大切にしてくれていて、担任の先生だけでなく、延長保育で関わる先生や他クラスの先生方まで、娘のことをよく知っていてくださることに驚きました。
延長保育を利用していたこともあり、他の子が帰った後に先生たちと過ごす時間も娘にとっては特別な時間だったようです。先生たちと一緒に片付けをしたり、「今日は誰がいるかな?」と先生たちのシフトも把握していたようで(笑)、楽しく過ごしていたようでした。
担任の先生以外でも「今日こんなことがあったんですよ」と話しかけてもらっていました。
こちらからは、お忙しいかなと話しかけないことが多いので、先生たちから声を掛けてもらえるとすごく嬉しかったです。
部屋ごとの壁がなくオープンなので、クラスを越えて子どもたちとのエピソードをそれぞれの先生が持っていることも素敵だと思いました。
他の表現が見当たりませんが、リーフキッズの保育園の雰囲気は「やわらかい」でした。
それは安心できる「人のあたたかさ」「やわらかさ」を感じる場所だったんだろうと思います。



保育園での⼦どもの成⻑
入園当初は、人見知りが激しく、お昼寝もしない、知らない先生が来ると泣いてしまう…そんな娘でした。
親としては、何があっても自分の意見が言える子になって欲しいと願っていました。
例え怒られても、嫌なことがあっても、自分でそれを発信できる子になって欲しかったんです。
保育園では、先生方が一人ひとりの個性を大切に見守ってくださり、小さな意見も受け止めてくださったことで、娘は少しずつ自分の気持ちを言葉で伝えられるようになっていきました。
特に「イヤなことをイヤだと言える」ようになったことは、大きな成長でした。
みきこ先生が、お友だちとの関わりの中で「いいんだよ、イヤって思ったら言っていいんだよ」と自然に声をかけてくださったことで、娘は安心して自分の気持ちを出せるようになっていきました。
みきこ先生が「自律」と「自立」、2つの「じりつ」を意識してくださっているところが私の意見と一致していたので、保育園と家での子どもの姿を伝えあい、向かう方向が一緒だと感じられたのが大きな安心でした。
そして、みさ先生の「音楽指導」では、自分の名前に音をつけて歌ったり、園長先生の名前でリズム遊びをしたりといった、音を楽しむ活動と先生の丁寧なサポートのおかげで、不器用だった娘が楽譜を見てピアニカを弾くようになったと伺った時は嬉しかったです。
音楽だったり楽器だったり「音」を好きになって欲しいと願って、娘の名前に「音」の字をつけた私にとって、みさ先生の音楽指導や、フルートやピアノといった楽器の生演奏をする「音楽会(音のポケット)」を楽しめる環境は、とてもありがたかったです。
食育の活動では、自宅ではなかなかできなかった包丁や火を使わせてくれたおかげで、家でもエプロンをつけてお手伝いをしてくれるようになりました。
食育を通して、食べ物への興味や関心だけではなくて、小さいうちから自分でできることを増やしていく、身の回りのことを自分でやる「生活力」を育ててもらったと思います。
そう考えると、音楽や食育だけでなく保育園での生活全てで「生活力」を育んできたんですね。



思い出のエピソードはありますか
一番の思い出は、お迎えの時に玄関カウンター越しに園長先生と会話する時間でした。
悩みを相談する日もあれば、「今日こんなことがあって」とか「もう聞いてくださいよ!まったく~!」とか、他愛もない会話をするあの時間がすごく好きでした。
娘は玄関カウンターにある小物や園長先生の文房具など触らせてもらうのがルーティン化していて、その横で園長先生とお話する時間が、私にとっての癒しでした。お迎えの時に園長先生がいらっしゃると「やった!」と嬉しくなっていました。
ひとり親の不安や、私が子どもに厳し過ぎるのかな…と相談した時も、うん、うん、と否定も何もせず聞いてもらえて、子どもの事も「こういう部分がありますよね」とよく理解してくれて、その上で「こんな伝え方はどうですか?」と背中を押してもらえる。だから「あぁ、そうだな」とストンと胸に落ちるという感覚でした。
家よりも長い時間を過ごす保育園の中で、「家庭環境の違いがあっても、何も特別なことではないんだよ」という意識で園長先生と先生たちが日々関わってくださったことで、娘の気持ちが不安定になることもなかったし、引け目に感じることなく過ごしてこられたんだと思います。
帰りに園長先生とお話すると気持ちが切り替わって、「よし、帰ってやることやるか!」となるので、あの時間が「私の安心できる場所」「踏み出せる場所」だったのかな、と思います。



リーフキッズ保育園に⼊って良かったこと
「全部」です(笑)。…でも、本当に、心からそう思っています。
入園前は保育料で迷っていましたが、日々の保育の内容や先生たちの関わり、季節の行事、子どもの成長の様子を見ていくうちに、途中から保育料も気にならなくなり、金額以上のことをしてくださっていると思います。
うちの子はよく食べるし(笑)、おむつの持ち帰りもないし、お布団もシーツのみ持ち帰りで荷物が少なくて済むし、そういった面も助かりました。
コロナと共に、という保育園時代でしたが、先生方が毎日掃除・消毒をされる姿を見ていたし、いつも道具などきれいに整理されていて、安心して子どもを預けて仕事に行っていました。
「リーフキッズに入って本当に良かった」と思うことばかりです。
嬉しかったのは、普段の様子を映した動画や写真の配信です。
普段は延長保育を利用していて、お迎えの時間には他の子との関わりがあまり見られないので、日々の自然な様子が動画から伝わって「こうやって毎日を過ごしているんだな」と安心できました。
同じクラスのお友だちが男女みんな優しくて仲良しだったので、今、小学校で初めて出会うタイプの男の子たちに面食らっている様子です(笑)。
小学校で泣いたりした日、「保育園、行ってみる?」と娘に聞くと「うん!!!」って言うんです。
「じゃあ、帰りに寄ろうか」なんて、実際に何度も先生たちに会いに来てます(笑)。
6年前も今も、「リーフキッズだから大丈夫」と思える、娘も私も「安心できる場所」、そんな保育園に入って本当に良かったと思っています。



保育園からのコメント
このたびは、お忙しい中インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。
「この園を選んでよかった」と言っていただけたことがとても心に残っていて、
職員みんなでうれしく話していました。
そんなふうに感じてもらえたことが、私たちにとって何よりの励みです。
また、卒園後もこうしてOちゃんやお母さんが園に来てくださり、
話をしてくださることが本当にありがたく、うれしく思っています。
保育園が、いつでも安心して立ち寄れる場所であり続けたいと、
改めて感じました。
これからも、子どもたちにとって大切な時間を一緒に過ごせるよう、
丁寧な保育を大事にしていきたいと思います。
改めて、温かなお言葉を本当にありがとうございました。